プロジェクトの詳細
内容の説明
Outline of Research at the Start
①【「福井における地域の生活防災」の考案】 災害の教訓、福井県の自然的特性・社会経済状況等に鑑み、福井という地域の生活防災を考案する。
②【「福井における地域の生活防災」に係わる家庭科の検討】 「福井における地域の生活防災」を踏まえ、家庭科の内容ごとに、学校と地域が連携して取り組む家庭科の学習を検討する。
③【福井の伝統産業である織物等を使用した安全グッズを製作する課題、及び学校と地域が連携・協働する家庭科の考案】 福井の伝統産業である織物を活用した安全グッズ製作を通して、防災意識と地域に対する誇りを育むことができる学習キッドと学習モデルを考案する。
Outline of Annual Research Achievements
令和3年度は、福井の伝統産業である織物を一部に使用した家庭科教材として、県内企業と共同し、「防災笛キット」の開発に主に取り組んだ。
家庭科は、小・中・高等学校を通じて、「家族や家庭,衣食住,消費や環境などに係る生活事象を,協力・協働,健康・快適・安全,生活文化の継承・創造,持続可能な社会の構築等の視点で捉え,生涯にわたって,自立しともに生きる生活を創造できるよう,より生活を営むために工夫する(小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 家庭編」力を育むことを目標に定め、「A家族・家庭生活」、「B衣食住の生活」、「C消費生活・環境」を学習内容の大枠としている。多岐にわたる学習内容の教材として活用できるよう、防災笛キットを考案した。開発段階の防災笛キットは、児童・生徒が経編素材を材料として「防災キーホルダー」を製作し、防災笛を装着することで完成する。
防災笛キットについて、まず日常の動作に応じて付け替えることができる、クリップ型防災笛を考案した。考案した防災笛は、家庭科の「A家族・家庭生活」として、個人の尊厳や多様性を認め合う社会などを学ばせるなかで、「B衣食住の生活」として、家庭と地域で築く安全な暮らしを学び、さらに笛を用いた防災訓練を行うことを想定している。令和4年度においては、図面段階である防災笛を試作する。
また、「B衣食住の生活」における「基礎縫い」実習として、玉結び、並縫い、玉止めの製作工程で完成する「防災キーホルダー」を考案した。材料には、福井県内企業が独自開発した反射材入りテープを採用している。授業時間数の適性や安全性等を検証するため、大学生48名を対象に時間を計測して製作させる調査を実施した。
以上の経過は、中間報告として、福井大学繊維・マテリアル研究センター研究発表会にて報告した。
| ステータス | 終了 |
|---|---|
| 有効開始/終了日 | 1/04/20 → 31/03/24 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥910,000